気滞を改善する食べ物5選!効果的な食材と摂り方を説明
「気滞タイプって改善できるの?」
「気滞タイプに効果的な食べ物ってあるの?」
と思っていませんか?
気滞タイプは気分の浮き沈みが激しく、できれば改善したいですよね。
そんな方にこそ試してほしいのが、気滞タイプにおすすめの食材です。
食材は身体の内側から効果を発揮するので、体質改善にはバッチリですよ。
この記事では、
- 気滞タイプにおすすめの食材
- 効果的な摂り方
- 簡単レシピ
を詳しく紹介しています。
記事を読むと、あなたにピッタリの食材を見つけられますよ。
気滞改善に役立つ食べ物
気滞改善に役立つ食べ物は、5種類あります。
- 香味野菜
- 柑橘類
- 梅干し
- 黒酢
- 烏骨鶏の卵
1つずつ見ていきましょう。
春菊やセロリなどの香味野菜
香味野菜は、すっきりとした香りのする野菜のことです。
例えば、ネギ、セロリ、しょうが、パセリなどが挙げられますね。
その特徴から薬味として使われることもあります。
料理においては、風味づけや香りづけの役割があります。
ただ、その香りゆえに好みも分かれる食材です。
効果は以下になります。
- 気の巡りを良くする(理気作用)
- ストレス解消(香り成分に含まれる)
- 殺菌効果
- 食欲増進
香味野菜の香り成分には、上で紹介したもの以外にも口臭予防や発汗作用が期待できるものもあります。
香味野菜の効果的な摂り方
香味野菜の効果的な摂り方は以下になります。
- 火を通しすぎない
- 食べ過ぎず、適量で
- 料理に添えたり、かけたりする
火を通し過ぎると、大切な香り成分がとんでしまいます。
料理の最後に少し加熱するなどして、成分を守りましょう。
また、食べ過ぎると体調を崩す場合もあるので、注意してください。
手軽に摂ることができ、見た目もいいのでおすすめの食材です。
香味野菜を使った簡単なレシピ
香味野菜を使った簡単なレシピを紹介します。
<香味野菜の冷奴>
- 醤油、酢、レモン汁、砂糖、ごま油、白ゴマを混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やしておく
- 長ネギはみじん切り、小ネギは輪切り、大葉と生姜は千切り、玉ねぎとみょうがはスライスする
- 水にさらしてアクやえぐみをとる
- 香味野菜を全て加えて混ぜる
- 豆腐に香味野菜とポン酢だれをかける
みかんなどの柑橘類
柑橘類は、果物が代表的です。
また、ユズやレモンなどは香酸柑橘類と呼ばれ、料理の香りづけやアクセントに使われます。
果物なので、調理の必要がなく手軽に摂れるのが魅力です。
効果は以下になります。
- 抑うつや不安などの予防(ビタミンC)
- 美白効果(ビタミンC)
- 抗酸化作用(ビタミンC)
- 疲労回復(クエン酸)
他にも血圧を下げたり、コレステロール値を下げたりする効果もあります。
手軽でありながら、様々な効果を持つ万能な存在ですね。
柑橘類の効果的な摂り方
柑橘類の効果的な摂り方は以下になります。
そのまま食べるのもいいですが、皮を綺麗に洗って干した「陳皮(ちんぴ)」を使うのがおすすめです。
- お風呂に浮かべる
- お茶や紅茶に入れる
- 部屋や寝室に置く
普段なら捨ててしまいがちな皮にも効果があるので、ぜひ使ってみましょう。
食べること以外でも活用できるので、より効果を感じられますよ。
柑橘類を使った簡単なレシピ
柑橘類を使った簡単なレシピを紹介します。
<みかんゼリー>
- みかん缶をみかんとシロップに分ける
- シロップ50ccをレンジで600wで20秒加熱する
- 加熱したシロップに砂糖とゼラチンを入れてまぜる
- 残りのシロップも合わせてまぜる
- カップにみかんとシロップを入れる
- 冷蔵庫で1時間半冷やす
材料をまぜて冷やすだけなので、簡単です。
ぜひ作ってみてくださいね。
梅干し
梅干しの効果は以下になります。
- 脂肪がつきにくくなる(バニリン)
- 免疫力アップ(植物性乳酸菌)
- 整腸作用(カテキン酸)
- 抗酸化作用(カテキン酸)
小さいながら、想像以上に多くの成分や効果が含まれています。
すっぱいというイメージが強いですが、それだけではなく身体にも良い効果があるんですね。
上にあげたもの以外にも、血行促進や血糖値の上昇をゆるやかにするといった効果もあります。
梅干しの効果的な摂り方
梅干しの効果的な摂り方は以下になります。
- 夕方以降に食べる(特に夜)
- 加熱する(レンジで1分、もしくはフライパンでこげない程度に)
梅干しは夕方以降に食べると吸収しやすいと言われています。
特に夜に食べると、寝ている時の基礎代謝を高めてくれるので、太りにくくなります。
すっぱいのが苦手な方は、梅酢を使ってみたり、出汁で魚を煮る際に入れてみたりして工夫するのもおすすめですよ。
梅干しを使った簡単なレシピ
梅干しを使った簡単なレシピを紹介します。
<梅きゅうり>
- きゅうりを水で洗う
- 手で折って、袋に入れる
- 袋の上から手でつぶす
- 袋に砂糖を入れる
- 出てきた水分を切る
- 梅干しを袋に入れてつぶす
- 袋を振ってまぜる
材料も少なく簡単にできますよ。
あと1品ほしいときにも便利な、スピードメニューです。
黒酢
黒酢の効果は、以下になります。
- 疲労回復(酢酸)
- 免疫力アップ(アミノ酸)
- 美肌効果(アミノ酸)
- 血圧を下げる(酢酸)
黒酢は他のお酢に比べて、アミノ酸が多く含まれています。
体内では作ることが出来ないので、食事から積極的に摂っていきましょう。
他にも、栄養の吸収を促進する効果や血流を改善する効果もあります。
黒酢と他の食材を一緒に摂ることで、より多くの栄養素を吸収できますよ。
黒酢の効果的な摂り方
黒酢の効果的な摂り方は以下になります。
- 原液のままではなく、5〜10倍に薄めて飲む
- 毎日飲む場合は、毎食後に飲む
薄めずに飲むと、消化器官に負担をかける可能性があるので注意してください。
すっぱいのが苦手な方は、他の飲み物で薄めて飲むのがおすすめです。
薄めるのにおすすめの飲み物はこちら。
- 牛乳
- オレンジジュース
- 野菜ジュース
はちみつを入れても、飲みやすくなりますよ。
試してみてくださいね。
黒酢を使った簡単なレシピ
黒酢を使った簡単なレシピを紹介します。
<鶏の黒酢照り焼き>
- 鶏肉の皮にフォークで穴をあける
- 皮面を3分ほどきつね色になるまで焼く
- 裏返して更に1分焼く
- 黒酢を加え沸騰したら中火で5分ほど加熱する
- 2~3度ひっくり返しながら、液にとろみが出るまで焼く
面倒な下ごしらえなどもなく、焼くだけ。
簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
烏骨鶏の卵
烏骨鶏の卵は、普通の卵よりも少し小さめでうすいオレンジ色です。
コクと甘みがあり、濃厚な味わいです。
通常の鶏と比べて卵を産む回数が少ないため、卵1個あたりに栄養が多く含まれています。
効果は以下になります。
- 脂質代謝が上がる(ビタミンB2)
- 免疫力アップ(ビタミンA)
- 貧血を予防する(葉酸)
- 脳の機能を改善する(葉酸)
また上に挙げた以外にも、動脈硬化予防や成人病予防の効果も期待できます。
烏骨鶏の卵の効果的な摂り方
烏骨鶏の卵の効果的な摂り方は、他の栄養素と一緒に摂ることです。
卵だけで摂るよりも、効率よく体内に吸収されるんですよ。
効果的な組み合わせは以下になります。
- ピーマン
- ブロッコリー
どちらも、卵の鉄分の吸収をよくしてくれます。
鉄分は女性に不足しがちなので、意識して摂りたいですね。
また、酢と組み合わせるのも疲労回復に効果があり、おすすめです。
他の食材と組み合わせて、効率的に栄養を摂りましょう。
烏骨鶏の卵を使った簡単なレシピ
烏骨鶏の卵を使った簡単なレシピを紹介します。
<牡蠣の卵とじ炒め>
- 卵をとく
- 切ったニラと牡蠣、塩を入れてまぜる
- 油をしいたフライパンで両面こげ目がつくまで焼く
ニラのシャキシャキ感と牡蠣のぷりぷり感で、食感が楽しいメニュー。
卵、野菜、海鮮が一度にとれて栄養もたっぷりです。
おすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
まとめ
記事では、気滞タイプさんに向けて
- おすすめの食べ物
- おすすめの摂り方
- 簡単なレシピ
について詳しく紹介しました。
結論、気滞タイプさんが体質を改善する方法として、食材にこだわることは非常に効果的です。
ポイント
- 香味野菜や柑橘類など、香りや酸味のあるものが特におすすめ
- 摂り方を意識すると更に効果的
- 摂りすぎには注意
この記事を読んだ今がチャンスです。
自分に合った食材を見つけて、心も身体も身軽になりましょう。
無理せず、食べられそうなものから取り入れてみてくださいね。